【新人登録販売者向け】売場で困ったときに対処するための手段

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実務関係
この記事を書いた人
たけのこ

ドラッグストア勤務5年の現役の登録販売者。
独学で登録販売者の勉強をして112点を取りました。
登録販売者以外に「薬学検定1級」「サプリメントマイスター」の資格を所有してます。

実務で経験したことを基に新人時代にやるべき勉強法や売り場に立っても困らない登録販売者試験の勉強法、さらには追加で勉強すべき専門分野や専門書、サプリメントのことも出来るだけわかりやすく発信します。

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登録販売者として売り場に立っていると、どうしても登録販売者の知識だけでは対処できない事もあります。僕も今でもそういう時はあります。


そのような自分の知識だけでは対処できないような事態になったときに、

セーフティーネットのようなものを用意しておくことで、緊急時にも対処できるようになります。

僕も普段使っている手法をいくつか記事にまとめていきたいと思います。

この記事をお勧めする人

  • 新人登録販売者の方
  • 売場に立って不安な登録販売者の方
  • 売場での緊急事態の予防策を知りたい方

添付文書検索サイトをブクマしておく

まず医薬品で分からないことがあったのなら、最初に調べるべきものは添付文書です。

以前の記事にも書きましたが、最も身近な信頼できるものは添付文書です。


お店に保管してあるメーカーが置いていく添付文書集を使って調べるのも手ですが、

めちゃくちゃ時間がかかるので現実的ではありません。


そこで、自分のスマホなどに添付文書検索サイトをブックマークしておけば素早く

添付文書を調べることが出来ます。

おすすめの添付文書検索サイトは以下の記事に詳しくまとめてありますのでこちらを参照してくさい。

実際に僕も売り場にいて分からないことがあったらまずは添付文書を検索するようにしています。


添付文書にはその医薬品に関するあらゆることがまとまっていますので、まずはしっかりと読み込んでどうするべきなのか情報を整理しましょう。

先輩登録販売者や薬剤師の連絡先を聞いておく

これは新人登録販売者の方にはぜひやっておいてほしいことです。

もし、あなたが勤務している店舗に信頼できる先輩登録販売者や薬剤師がいるのならば、連絡先を聞いておきましょう。


売場にいつも先輩方がいるとは限りませんし、新人登録販売者の方でも一人で売り場にいなければならない時もあります。


新人の時には添付文書を見ただけでは対処できない事も多いと思いますので、その時は先輩登録販売者に連絡して教えてもらいましょう。


僕も新人の時にはかなり先輩にお世話になりました・・・

その時の先輩は休みの時でも嫌な顔しないで丁寧に教えてくれたので非常に助かりました。

僕も先輩の立場になってきたので、後輩から何か聞かれたときには、

丁寧に答えようと思っています。

他店舗に連絡できる手段があるか確認しておく

さて、売り場にいると薬剤師不在時間に勤務することも多々あります。

僕も何度も経験があるのですが、僕と先輩登録販売者しか店にいない時に、薬剤師の知識がないと対処できない相談を受けることもあります。

さすがに先輩でも分からない事なので、どうにか薬剤師に話を聞きたいのですが、そんな時に他店舗に社内スマホなどを使って薬剤師に繋げるのか確認しておくといいと思います。


実際に僕も同僚の薬剤師に連絡がつかない時に社内スマホを使って他店舗の薬剤師に相談したことも何度もあります。

このように同僚の薬剤師にも連絡がつかない時に助けてもらえる手段を確認しておきましょう。

企業によっては薬剤師に質問できるサポート室がある

同僚の薬剤師に連絡がつかず、他店舗に連絡しても忙しくて連絡がつかない時もあります。
(なかなかの地獄です・・・)

そういう時に、企業によっては本部に薬剤師に質問ができるサポート室みたいなものを用意してくれています。

実際僕のいる会社にはこのような仕組みもあります。


夜遅くまで開いている店舗だと夜間は繋がらないこともありますが、このようなサポート体制があるのかも確認しておくといいと思います。

おまけの余談

今回の記事でいくつか売り場で困ったときの対処法をいくつか紹介してきましたが、僕が実際に体験した中にはこれら全部が使用できなかった接客事例がありました。


夜閉店近い時間の時でした。

その日は同僚の薬剤師は早番だったのでその時間はすでに退勤した後でした。

その時に処方薬と市販薬の飲み合わせについて相談を受けました。

僕自身処方薬についてもいくつか勉強はしていたのですが、その時相談された処方薬は全く知らない処方薬でした。

添付文書を検索しても、飲み合わせが大丈夫なのか確証が持てず、安易に大丈夫ですとも言えないので同僚の薬剤師に連絡しました。

しかし、退勤した後ですから全然連絡がつきませんでした・・・

そこで他店舗に連絡したのですが忙しい時間だったのか全く電話に出てくれません・・・


さらには閉店時間に近い夜遅くでしたので、本部のサポート室はすでに終業してました。

どうにもできない事態になってしまいまして、お客さんに丁寧に自分の知識では判断がつかないことを説明して、納得いただいてそのお客さんは帰っていくという事がありました。



このような事態は稀ですが、こんなこともあったよという余談です。

まとめ

今回は登録販売者が売り場で困ったときに対処する方法について共有してきました。

最後に僕が体験した余談もありましたが、普通であれば今回紹介した4つの方法を持っていれば対処できると思います。

新人登録販売者の方などの役に立てば幸いです。