【実務に役立つ!】登録販売者が合格後に勉強のために読むべき本10選

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
おすすめの専門書
この記事を書いた人
たけのこ

ドラッグストア勤務5年の現役の登録販売者。
独学で登録販売者の勉強をして112点を取りました。
登録販売者以外に「薬学検定1級」「サプリメントマイスター」の資格を所有してます。

実務で経験したことを基に新人時代にやるべき勉強法や売り場に立っても困らない登録販売者試験の勉強法、さらには追加で勉強すべき専門分野や専門書、サプリメントのことも出来るだけわかりやすく発信します。

たけのこをフォローする

今回は登録販売者試験に合格して、実際に現場に立った時に

さらに知識を深める・合格後の勉強に最適な本を紹介していきます。



実際に売り場に立つと登録販売者試験で勉強したことだけでは対応できないことも多々あります。

むしろ対応できないことのほうが多いかもしれません。




今回紹介する本で登録販売者としての知識を深めて

売り場で迷わない様になると幸いです。

登録販売者になりたての頃に読みたい本

現場で使える新人登録販売者便利帖

登録販売者になりたての頃は、右も左もわからずとても不安です。


薬の販売以外にもいろんな業務があるため、覚えることが本当に多いです。

まずは、売り場に立った時にどうすればいいのか、そういったことをこの本から

ある程度学ぶことができます。


何もわからずに売り場に立つより、事前に勉強できるのはありがたいことです。





現場で使える 新人登録販売者便利帖 症状から選ぶOTC医薬品

同じく仲宗根恵さんの本です。


こちらの本は、症状別に、症状のメカニズム・原因・対処法・接客事例・類似薬の比較表などが
詳しく書かれています。


登録販売者になりたての時は、どの薬にどの成分が入っているのか?
接客の時にどのように聞き取りをすればいいのか?
そういったことがわからずに非常に困惑します。




そのようなときにこの本は役に立ちます。

症状別に接客事例が2~3個載っています。
(もちろんこんな理想的な会話ができることは稀ですが・・・)

聞き取りのポイントなどが詳しく書かれているので、私も非常に参考にしていました。

また、それぞれの症状の章の最後に類似薬とどの成分が入っているのかを
表にまとめたものが記載されていて、これが非常に役に立ちます。






登録販売者としての知識を深める本

ここからは、登録販売者試験の勉強だけでは足りない知識を補う目的で選んでみました。

実際に売り場に立って必要だなと思ったものをリストアップしました。

いちばんやさしい薬理学

登録販売者試験では「薬理学」の勉強はほとんどしません。

しかし、薬を扱う以上はやはり薬理学の知識は持っておくべきです。



薬品が具体的にどのように体に作用するのか?
同じ種類の成分でも少しずつ作用の仕方が違ったりします。




「これとこれってどう違うの?」

そう聞かれたときに、より納得していただける説明ができると思います。



もちろん薬剤師さんが大学で6年間学ぶくらいの知識量はいらないですが、

基本的なところだけでも理解しておくといいと思います。






薬学検定試験E分野公式テキスト

このテキストは別の記事でも紹介させていただきました。

薬学検定という検定試験があって、その1級に出題される分野のテキストです。


このE分野というのが

「医薬品の飲み合わせ・相互作用」

となっています。


売り場にいると

「この薬とこの薬って一緒に飲んでいいの?」

「病院でこういう薬もらってるんだけどこれも飲んでいいの?」


そういった質問をよく受けます。


例えば鼻炎薬のパッケージの裏に禁忌として高血圧症と書いてあったりしますが、

全部が全部書いてあるわけではありません。


また、サプリメントとの飲み合わせを聞かれたりもします。



そのようなときにこの本が手引書として役に立ちます。

全ての薬の飲み合わせが書いてあるわけではありませんが、よく聞かれる飲み合わせは

大体載っています。

また、医薬品同士だけでなく、医薬品と食品の飲み合わせなども載っているので

非常に役に立ちます。






皇帝の漢方薬図鑑

登録販売者試験の勉強でも漢方薬の分野が苦手という人も多いと思います。

しかし、売り場では漢方薬のことも当然聞かれます。



そこで、まずは絵本形式になっているこの本でイメージを頭に入れてみましょう。



この本は、絵本になっているのでスッと頭に入ってきます

具体的にそれぞれの漢方薬の解説を詳しく書いた本というよりは、

漢方薬のとっかかりとして最適だと思います。



具体的な漢方薬の販売ポイントについては後程違う本を紹介します。



OTC医薬品の比較と使い分け

タイトル通り類似薬の使い分けについて詳しく解説している本です。

大判でオールカラーで非常に見やすい作りになっています



上の章で「現場で使える 新人登録販売者便利帖 症状から選ぶOTC医薬品」を

紹介しましたが、それだけでは物足りない、もっと詳しく知りたいという方は

この本で勉強するといいと思います。






サプリメント健康バイブル

この本は薬品ではなくサプリメントに関する本です。


売り場では医薬品だけでなくサプリメントに関する質問も多く受けます。


この本は、ただ単にそれぞれのサプリメントの効能効果が紹介されているだけでなく、

「こういう人にはこういうサプリメントがいい」

「こういうシチュエーションにはこういう栄養素がいい」

といったように、具体的なサプリメントの使い方提案の仕方が記されています。



この本に書いてあることはかなり接客でも使えると思いますので、

ぜひサプリメントの勉強に役立ててみてください。



現場で使える 薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖

最初の章で紹介した本のシリーズの漢方薬シリーズです。



症状別に具体的な接客事例を交えて漢方薬の使い分けを学ぶことができます。


お客さんの相談に対して漢方薬も含めた提案ができるようになると

接客の幅がグッと広がります。


推奨品・PB品販売の専門書でも学べないノウハウ―花粉症用薬編―

こちらは僕のオリジナルコンテンツです。

ドラッグストアで働くと必ずと言っていいほど推奨品やPB品の販売を求められます。会社によってはノルマがあったりもします。

しかし、この推奨品販売が苦手な方が多いのも事実です。

さらには、専門書には薬学的知識は書いてあっても「その知識をどうやって販売に繋げるか?」までは書いてありません。

そこで、僕が独自に推奨品販売におけるポイント、手引には乗っていない薬学的知識、そして販売に繋げるための接客方法までを一括してまとめました。

推奨品販売に苦戦している方には是非読んでいただきたいコンテンツです。

前年比300%を超えた推奨品・PB品販売接客ノウハウ~花粉症用薬編~ | たけのこ | Brain
推奨品・PB品はしっかりとした知識を身につければ売れるようになります。このコンテンツを見てくださっている方はドラッグストアをはじめとする医薬品販売業に従事されている方だと思います。そして、医薬品販売業にとって避けても通れないことの1つが「推...

登録販売者がプラスアルファとして読みたい本

ここからは、プラスアルファとしてさらに知識を深めたい方に向けて

本を紹介していきます。


登録販売者として働いていて、余裕が出てきて、さらに勉強したい方は是非チェックして

ください。

病気が見えるシリーズ

まずは、有名な「病気がみえる」シリーズです。

非常にたくさんの種類が出版されていますが、消化器・眼科・皮膚等関係ありそうな

シリーズのみを読めばいいと思います。



そもそもどういう病気なのかを知ってくことは非常に大事なことです。

正常な状態を知り、そのうえで病気の状態がわかり、対処の仕方がわかる

というわけです。



オールカラーで図解も豊富なので、非常にわかりやすくまとまっています。

薬が見えるシリーズ

先ほどの「病気がみえる」シリーズの姉妹本「薬がみえる」シリーズです。



こちらもいくつか種類がありますが、医療用医薬品の分野も含まれるため、

自分に関係のありそうな部分のみ読めばいいと思います。



内容は、薬剤師が大学で専門的に学ぶような内容ですが、知っておくことで

薬の使い分け、さらにはなぜそのように使い分けるのか?といった深い理解を

することができます。