この記事を読んでいる方のほとんどはドラッグストアで働いている方、あるいはこれからドラッグストア等で医薬品販売者として働きたいと考えている方だと思います。
そこで、どうしても付きまとうのが「PB品や推奨品を売らなくてはならない」という現実です。
会社としては利益率の高いPB品(プライベートブランド)や推奨品を売って欲しいという気持ちなのでしょうけど、実際に売る側としては
「本当は別の商品を勧めたいのにPB品や推奨品を売らなきゃいけない」
「無理矢理ゴリ押ししている感があって逆に売れない」
そういったモヤモヤを抱えることが多々あります。
このモヤモヤは誰しもが1回は悩んだことがある事だと思います。
僕自身もなかなかPB品や推奨品販売が上手くいかず、評価面接でチクりと言われたことも多数です。
そこで今回はPB品や推奨品販売に悩む方に向けて、販売につなげるためのポイントをお伝えしたいと思います。
まずは商品をきちんと知る
PB品に限らず、商品を売ろうとするには、まずその商品がどのようなものなのかを知る必要があります。
例えば、自分の好きな漫画やアニメなどはいくらでも他人に紹介できると思います。
でも、全く読んだこともタイトルを聞いたこともない本や、行ったこともない町などを他人に説明することって出来ませんよね?
他人に紹介しようと思ったらまずそのものを知る必要があるのです。
PB品や推奨品販売が苦手な人はまずは、しっかりとその商品について知る所から始めましょう。
競合品を知る
次にやるべきことは、PB品や推奨品の競合となる商品を知ることです。
特にPB品は別のNB品(どの会社でも販売しているもの)を狙って作られていることがほとんどです。
なので、売りたいPB品が何を狙って作られたものなのか、その競合品はどんな商品なのかを知る必要があります。
PB品と競合品の違いを知る
売りたいPB品と競合品の内容を把握したら、次にそれぞれの商品の違いを把握しましょう。
例えば
- 成分が1種類多く入っている
- 成分の配合量が多い
- 3回分多く入っている
- 値段が安い
このような感じでPB品と競合品を比べてPB品が優れている点を把握しましょう。
そして、できれば「お客さんにとってPB品を買うメリットが大きい」部分をしっかりと把握しましょう。
上の例で言えば「同じくらいの値段なら3回分多く入ってる方がお得ですよ」「喉の痛みに効く成分が2種類入っているのでこちら(PB品)の方がよく効きますよ」こんな感じで伝えてあげましょう。
無理して売らないことも大事
最後のポイントとしては「何が何でも無理矢理PB品を売ろうとしない」ことです。
ゴリ押しをしすぎると店員としての信頼を失ってしまいます。
そうなると二度とお店に来てくれなくなる可能性もあります。そうならないためにも、引くときは引いていったん信頼してもらえることに重きを置きましょう。
信頼してもらえればリピーターになってくれるかもしれません。信頼を勝ち取ればPB品を売りやすくもなります。
PB品販売に繋げる
ここまでPB品販売におけるポイントをまとめてきました。
総じて言えることは「しっかりと商品を知る」ことが大事です。そのためには登録販売者試験の手引外の知識も必要になってきます。
例えば専門書を買って勉強したりといったことが必要です。
また、専門知識を身につけるだけではなく「販売には繋げるための伝え方」も大事になってきます。
この伝え方については専門書を何冊も買っても専門知識は身についても伝え方は身につけることが出来ません。
そこで、是非僕のオリジナルコンテンツを活用してください。
一年を通して需要の多い花粉症の薬をテーマとしてPB品販売に必要な専門知識と販売に繋げるための接客方法までを一括してまとめました。
この方法で店舗として前年比売上300%を達成した実績もあります。正しい知識を身に着ければPB品は自身を持って売れるようになります。
是非自身を持ってPB品販売に繋げてお客さんからも上司からも信頼されるワンランク上の登録販売者になってください。