【不安は当然】新人登録販売者によくある悩みを解決する

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実務関係
この記事を書いた人
たけのこ

ドラッグストア勤務5年の現役の登録販売者。
独学で登録販売者の勉強をして112点を取りました。
登録販売者以外に「薬学検定1級」「サプリメントマイスター」の資格を所有してます。

実務で経験したことを基に新人時代にやるべき勉強法や売り場に立っても困らない登録販売者試験の勉強法、さらには追加で勉強すべき専門分野や専門書、サプリメントのことも出来るだけわかりやすく発信します。

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私が登録販売者になりたてのことによく悩んだこと

「どの薬にどの成分が入っているのか分からない」

登録販売者試験に向けていろいろと勉強してきました。


「この症状にはこの成分」
「この成分にはこういう効果がある」


めちゃくちゃ一生懸命勉強して、見事合格するすることができました。



そして、いよいよ登録販売者として売り場に立って、接客した時に思ったこと

「この人にはこの成分がいいけど、どの薬に入っているかわからない」



あれこれ薬を手に取って裏面の処方とにらめっこする。

そう、どの薬にどの成分がどれくらい入っているのか、これは試験勉強では学べません。



このような悩みを抱えている方も多いのでしょうか?

今回は私がどのように解決していったのかお伝えしていきます。

新人登録販売者は誰もが悩むこと

先ほども書いた
「どの薬にどの成分がどのくらい入っているのか」

といったことは、登録販売者試験のテキストにはどこにも書いていません。


そう、受験勉強と実際の業務では求められる知識が少し違うのです。

例えば、風邪薬や頭痛薬は同じブランドで、複数種類が発売されていて

「これとこれってどう違うの?」

「今こっちを飲んでいるんだけど、こっちのほうがいいの?」

などよく聞かれます。


また、イブシリーズとバファリンシリーズ、ルルシリーズとパブロンシリーズ、など

同じジャンルで複数メーカーが似たような薬を販売していて、

どこがどう違うのか聞かれることも多いです。


最初のうちは何もわかりません。

だから、お客さんに聞かれたことは必ず後から復習しましょう!



では、具体的にどうしたらいいのか見ていきましょう。

具体的な改善方法

とにかく手に取って処方を見る

まずは実際に薬を手に取って処方を確認しましょう。

お客さんが少ないときに確認したり、品出し・前出しをするときにちらっと確認してもいいでしょう。

私は、夜店が閉店してから薬を手に取って確認してました。


まずは、とにかく手に取って実際に確認することから始めましょう。

その薬の特徴を覚える

次に、同じジャンルの薬(例えば風邪薬、鼻炎薬、頭痛薬など)でも、

商品によって少しずつ特徴が異なります。

例えば、鼻水を止める成分が多く配合されていたり、複数配合されていたり、

他のブランドとは異なる成分が配合されていたり、とそれぞれの薬に個性があります。



それを抑えるだけでも接客はしやすくなります。

「この人は風邪でものどの痛みが強いなら、この薬がいいな」


みたいに

「のどが痛い」=これ

みたいな対応を自分の中で作っておくといいと思います。

大きくグループ分けする

例えば目薬は様々な種類や価格帯の商品があります。

そして、疲れ目に効くもの、アレルギーに効くもの、乾き目に効くものなど

様々な用途の薬が同じ売り場にたくさん並んでいます。


最初のうちはどれにどの成分が入っているのかわかりません。

私も非常に苦戦したジャンルの一つです。


そこでまず

「ここからここまではアレルギーのやつ、ここからここまでは疲れ目のやつ」

といったように、大きく売り場をジャンル分けしましょう。




ジャンル分けしたうえで、先ほどのように特徴を抑えることでグッと接客がしやすくなります。

本を参考にする

新人登録販売者向けにいろんな本が出版されています。

具体的な勤務の流れを解説したものや、接客事例を紹介したものなど様々あります。



そこで、私がおすすめするのはこちらの本です





この本は、具体的な接客事例や、ジャンルごとにどの薬にどの成分が入っているかの表が

載っているため、新人登録販売者には非常に頼りになる一冊です。

頭痛、胃の不調、湿疹、など現場でよく聞かれる症例を、症例ごとに2,3ケースの

具体的な接客事例を交えながら解説してくれます。

聞き取りのポイントや、薬の使い分けなども記載されているので非常に参考になります。