登録販売者試験第二章|覚えられない人に試してほしい勉強方法

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たけのこ

ドラッグストア勤務5年の現役の登録販売者。
独学で登録販売者の勉強をして112点を取りました。
登録販売者以外に「薬学検定1級」「サプリメントマイスター」の資格を所有してます。

実務で経験したことを基に新人時代にやるべき勉強法や売り場に立っても困らない登録販売者試験の勉強法、さらには追加で勉強すべき専門分野や専門書、サプリメントのことも出来るだけわかりやすく発信します。

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今回は登録販売者試験の勉強をしている人で

第2章の内容が覚えられない人に向けて

試してほしい勉強方法をお伝えしたいと思います。

たけのこ
たけのこ

第二章は主に人間の体の仕組みを勉強します。

薬の作用を理解するには体の仕組みを理解する

事が必須になります。

登録販売者試験第2章の重要ポイント

上でも書きましたが、登録販売者試験第2章では主に

人間の体の仕組みについて勉強します。

薬の作用を理解するにはまずは、体の仕組みを

理解する必要があり、病気を知るには

まずは健康な時の体を知る必要があります。

登録販売者試験第2章の内容は

実務に直結するのでしっかりと学習しましょう。

では、登録販売者試験第2章の重要項目の

ポイントを押さえましょう。

自律神経系

登録販売者試験第2章で重要なのが

自律神経の話です。ものすごく大事です!

効果器交感神経系 副交感神経系
瞳孔散大瞳孔収縮
唾液腺少量の粘性の高い
唾液を分泌
唾液分泌亢進
心臓心拍数増加心拍数減少
末梢神経収縮
(血圧上昇)
拡張
(血圧降下)
気管支拡張収縮
血管収縮胃液分泌亢進
運動低下運動亢進
肝臓グリコーゲン放出グリコーゲン合成
皮膚立毛筋収縮
汗腺発刊亢進
膀胱排尿筋の弛緩排尿筋の収縮

薬の作用はこの自律神経系に作用して

各効果器に影響を与えるものが多いです。

イメージとしては交感神経系は「戦闘モード」

副交感神経系は「リラックスモード」にする

ということです。

戦闘=狩りをするときは、

情報を多く取り入れるために瞳孔は散大し、

心拍数が上昇して血流をよくして、

抹消神経は収縮させて多少の傷では出血しにくくして、

気管支を広げて呼吸をしやすくして、

肝臓からグリコーゲン(ブドウ糖)を放出して

血糖値をあげる

必要があります。

逆に狩りの時は食事やトイレをしている余裕は

ないので、胃や腸の動きは鈍くなります。

副交感神経系はこの逆です。

まずはこれをしっかり理解しましょう!

たけのこ
たけのこ

交感神経系は戦闘モード

副交感神経系はリラックスモード

人体の構造

登録販売者試験第2章で大きなウエイトを

締めているが人体の構造です。

人間の各部位の働きと

細かな部位の名称などを勉強していきます。

上でも書きましたが、薬の作用を理解するには

まずは人間の体の構造を理解し、

病気やケガを知るには、まずは正常な状態での

体の仕組みを理解しておく必要があります。

この体の仕組みを覚えるのに効果的なのが

「自分でイラストを描いて勉強する」

ということです。

テキストの文字や問題演習を繰り返すことも

大事ですが、図でイメージするというのも

非常に大事な作業となります。

例えば心臓の構造をざっくり

イラストにしてみて、大動脈はどこで

左心室はどこで、というのを記入していきましょう。

イラストにすることで、より具体的にイメージを持って

記憶することができます。

たけのこ
たけのこ

最初はテキストの図を写す作業でもいいです。

最終的には何も見ないで書けるようになるとグッドです

最近の登録販売者試験は難易度が上がって

きていて、かなり細かいところまで聞かれます

ので、一つ一つ丁寧に勉強していきましょう。

登録販売者試験第2章その他項目

登録販売者試験第2章では上の章で見てきた

内容が大きなウエイトを締めますが、

これが全てではありません。

その他項目をサラッと見ていきましょう。

薬剤の形状と生体内運命

登録販売者試験第2章で学習する内容として

薬の形状とその特徴、薬物が体の中で

どの様な巡りをするのかを勉強します。

実務でも結構使う知識でもあります。

例えば痛み止めの薬でも内服薬と外用薬の

両パターンが発売されているものもあります。

また、外用薬でも軟膏とクリーム、テープ剤とハップ剤

など複数バリエーションが発売されています。

お客さんの相談に合わせて、最適な形状の薬を

案内できるようにしっかりと学習する必要があります。

医薬品の副作用

医薬品は体にとっては毒物の一種ですので

もちろん副作用が起こることもあります。

医薬品販売に携わる身としては副作用に

ついてもしっかり学習しておく必要があります。

ここで、出てくる内容は第3章や第5章でも

少し出てきます。

医薬品の主作用に加えて副作用も

しっかりと頭に入れておきましょう。