
登録販売者試験第一章で大切な意識
登録販売者試験第一章は
医薬品に関する基礎知識が問われます。
細かなポイントは後にして、まず第一章を通して
意識しておきたいことをお伝えします。
「医薬品は毒である」
この意識を持ってほしいと思います。
医薬品は人体にとっては、異物であり毒物です。
毒物なので、用法容量は必ず守る必要がありますし、
随時安全性を検査する必要がありますし、
必ずしも安全性が保証されていませんし、
副作用が起こる可能性も0ではありません。
よく問題の選択肢で
「医薬品は安全が保障されている」
「安全性の見直しは行われない」
「副作用は起こらない」
といった記述がありますが、誤りです。
毒物は慎重かつ丁寧に、何度も見直しを
行う必要があるわけです。
常識といえば常識ですが、とても大切な意識です。

毒物という意識を持つことで100%安全はあり得ない
ということが分かっていただけるかと思います。
では、登録販売者試験第一章でつまずきやすい
ポイントを見ていきましょう。
登録販売者試験第一章攻略ポイント
医薬品の定義はそのまま出ることもある
医薬品の定義に関する問題は本当によく出題されます。
「人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人の身体の構造や機能に影響を及ぼすことを目的とする生命関連製品であり、その有用性が認められたものである」
この文章のまま穴埋めで出題されることもあります。
この文章は丸々暗記しましょう。
用法ー反応関係
もう、これは定番中の定番の問題です。
必ずと言っていい程出題されます。
どれくらいの量の薬物に晒される(接種する)と
どの様な反応が人体に起こるかを評価することを言います。
薬物容量は薬物の暴露時間と暴露量の積で表されます。
定番のひっかけ方として「暴露時間と暴露量の和で」という
記述でひっかけていきます。
積と和の違いのイメージをしてみましょう。
例えば時給900円で3時間働いた時のお給料の量を考えましょう。
答えは900円と3時間の積で2700円ですね。
駐車料金を考えてみましょう。
1時間300円の駐車場に6時間止めたときの駐車場代は
300円と6時間の積で1800円ですね。